2006/08/04

『人生とは旅であり、旅とは人生である』

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彼のプレーを意識して観始めたのは、彼がJリーグにデビューした1995年。
高卒ルーキーが、デビュー数試合で、大人相手に試合を支配していた。
当時から独特の姿勢でプレーし、ボディバランス、体の入れ方が他の選手とは異なっていた。
小手先で相手を交わすのではなく、体を入れてしっかりキープし、切り込んでいく。
DFはなすすべなく、ファールで止めるしかない。

80年代初めにサッカーを始めた俺は、あーゆー体の使い方なんて習ってない・・・
多分、KAZUも・・・。

その後、オリンピック代表、フル代表を経て、セリエAのペルージャへ。
完全に興行面を考慮した移籍だった。

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しかし、興行的なイメージいっぱいのジャポーネは、開幕戦のたった一試合で、
それを払拭してみせ、わずか数試合で、弱小チームだったペルージャを
NAKATAありきのチームに変えてしまった。
眩しいほど輝く21歳に果てしない未来を感じた。
 その後、サッカーバブルも追い風となり、多額の移籍金で、ローマへ。
ここまでは、セリエAの並居る選手の中でも、特別な選手のひとりだった。
だが、ローマには絶対的な存在であるトッティがいたことにより、控え選手の扱いが続き、
出場機会を求めパルマへ移籍する。

結果論になってしまうが、ここが大きな分岐点だった気がする・・・。


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このチームへ行くまでの中田は、常に攻撃的なMFのポジションでプレーし、
ある程度の自由を与えられていた。自らその地位を確立してきたと言ったほうが
適しているかもしれない。
 しかし、パルマで与えられたポジションは、右MF。
中央に入っていくことも許されず、ひたすらライン際の往復を課せられた。
「キャプテン翼」の滝くんのように・・・。
特にスピードがあるわけでもなく、ディフェンスがうまいわけでもない、
このポジションならば、中田より優れた選手は、たくさんいたと思うのだが、
完全にひとつの駒として使われた。

何度か監督とも話し合いを持ったようだが、
受け入れられず、中田の良さは徐々に消えていった。

その後、ボローニャ、フィオレンティーナ、ボルトンに移籍するも、
結局、“輝き”は戻らなかった。

“輝き”
ここで言う輝きとは、そのチームの象徴、絶対的な存在ってこと。
間違いなく、現在も超一流であることに疑いはない。
しかし、ここ数年泥臭いプレーを強いられたことにより、以前のような輝きを失い、
汗かき役になってしまった。
そんな中田に魅力はない。本人もここ数年、自分の持ち味を押し殺し、
出場機会を得るために忠実に走り回り、自分としても不本意なプレーが続いたことだろう。
そして、自分が引退するというコトの重大さよりも、
自分らしいプレーをすることができる環境にある
日本代表として挑んだワールドカップが、この結果となってしまった・・・。

恐らくこの先、中田のような、プレーに重みがあり、ある意味図太いプレーをし、
欧州で活躍するジャポーネは当分の間出てこないだろう・・・。


無愛想を貫き通した彼は、最後まで彼らしく自身のHP上で引退を発表した。
ICHIROしかり、
長嶋茂雄しかり、
アントニオ猪木しかり、
スーパースターの考えを理解することなんて不可能なことなど
重々わかっている。
それぞれが、HIDEの本音を読んで感じればいい・・・。

ただ、世界でもっとも人気のあるスポーツFOOTBALLで
日本人の枠を超え、世界基準で評価されたのは
彼だけだってことは、忘れないで欲しい・・・。


それと、好き勝手に品のないブログを書き、偉そうに世界のZICOを叩いてきた
僕のことも忘れないで欲しい。
HIDEと同様、HP上から、引退を発表します。



『人生とは旅であり、旅とは人生である』

俺が「コラム」という旅に出てから、およそ・・・・

(中略)

半年ほど前からこのドイツワールドカップを最後に約1年半過ごしたstilly webから
引退しようと決めていた。
 何か特別な出来事があったからではない。その理由もひとつではない。
今言えることは、ブロガーという旅から卒業し“新たな自分”探しの旅に出たい。
そう思ったからだった。

(中略)

新しい旅はこれから始まる。今後、プロの書き手としてHPに立つことはないけれどblogをやめることは絶対にないだろう。旅先のネットカフェで、パソコンで、小さな携帯で、誰かと言葉を交わす代わりにblogを書き続けることだろう。子供の頃のみずみずしい気持ちを持って――。

 これまで一緒に書いてきたすべての方々、かかわってきてくれたすべての人々、そして最後まで信じ応援し続けてきてくれたみんなに、心の底から一言を。

“ありがとう”

                                         TDC



はいっ、最後の最後にパクリですけど・・・何か?

2006/07/16

『GOOD LUCK GERMANY』

2006年6月9日、開催国ラームの鮮やかなGOALで開幕し、
ちょうど1ヶ月後の7月9日、ジダンの教科書通りの叩きつけるヘッドで終幕した。
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今大会を軽く振り返ってみると、FINALの前にちょっと触れた通り、
予選リーグでは、シード国とそうじゃない国とのレベルの差が目立ち、
決勝トーナメントでは、守備的で相手の良さを消すことに終始するサッカーだったように思う。
結局、潰すことのうまい2チームがFINALに残る結果となった。
AM3:30に目覚め、AM6:00にモヤモヤした気持ちに何度なったことか・・・


選手個人はどうだろう?話題を集める選手は、30歳を超えた見慣れた選手ばかりでしたよね。
02大会が不本意に終わり、「もういっちょう」みたいな感じの選手が多くて、
若い選手の行き場がなかったような・・・。
ジダンだけじゃなく、デルピエロ、フィーゴ、ロベカル、ネドベド、ラーション、ベッカム、
カーン、ドワイト・ヨークなど、一時代を築いたスターが今大会最後の勇姿となった。


一方、完膚なきまでにヤラれた我等が日本。
監督にオシムを迎え、早くも大きな期待をされてますが、選手がいない・・・。
ある意味本当に一からのスタートとなる。
ただ、この監督は、自分のスタイルより、日本選手に何があってるかを見つけ出してくれる気がする。
2010年に向けて、あと4年、いや、厳しい予選を考えると既に2年しかない。
現段階では、2010年本大会に出場出来る可能性は、50%ないと思う。
アジアの出場枠が減らされれば、さらに厳しい道のりとなるだろう。
どうか途切れることなく出場権を取ってほしい。

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ってことで、突然ですが、
「踏み出せば、その一足が道となり・・・」の気持ちと勢いで始めた
「ROAD TO 2006?」も、約1年半。
皮肉を込めた助言、苦言を書き続けたこともあり、
とりあえず、ドイツまでの道のりは作ることができ、僕の役目も終わりかと・・・
もう大会も終わってしまい、道が行き止まりです。
            (半年前ぐらいから決めてました・・。by中田)
自分の能力的にも行き止まりです。

GERMANY大会は終わりましたが、やはり最後に中田英寿引退について触れて、
勝手ながら、次回がTDCのラストダンスとさせていただこうと思います。
ZIDANE程、惜しまれてませんが・・・鮮やかに舞いましょう。
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全くの予想外で、コチラの方からも、お褒めの言葉をいただき、ほんと嬉しい限りです。
ただ、
「あなたや、stillyオーナーの発言は、あなた方が
思ってる以上にいろんな意味で影響力ありますからぁ・・・・程々に(笑)」

もし、お望みなら、HFWで、11月から始まる「世界バレー」についてでも書きますけど・・・

2006/07/14

『ジダン気分を!!』

無宗教で、人種差別にも無縁な島国に住んでる私たちには、
「テロリスト」「売春婦」呼ばわりされても、残念ながらピンと来ないですよね。
でも、その地域によっては、自分のラストステージ、国民の期待と天秤にかけても、
止められないぐらい大きな出来事なんですね・・・。
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トレセゲのコメント。
『フットボーラーである前に守らなければならないものがある』

やりきれなくなった方、コチラで、ジダン気分をどうぞ。(タイミングあわせてクリックして下さい)
不謹慎ですいません・・・。

2006/07/10

『何て言ったんだ・・・』

90年代、世界最高の司令塔を一撃で沈めた男・・・
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「マルコ ・ マテラッツィ」



全世界の注目を集めたFINALをたった一人で演出した。

開始早々、PKを与え、先制ゴールを許し、
コーナーキックから、ヘディングで同点ゴールを決め、
延長後半、本日の全世界の主役ジダンを一撃で沈めた・・・。

「何て言ったんだ・・・」
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120分の戦いを終え、PK戦では、2人目に登場すると
大ブーイングの中、きっちり決め、その直後に蹴ったトレセゲが外した・・・。
なんなんだこの男は??
ネスタの怪我で、先発が回ってきただけの男は、

「何て言ったんだ・・・」

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あれだけ、速いプレスと球際の激しさでは、とてもラストダンスを踊れる状況じゃなかったけど、
最後までピッチにいて欲しかった・・・。
PK戦で勝っても負けても、ジダンがいれば、それなりに納得できたのに・・・。

「何て言ったんだ・・・」

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90年代最高の司令塔ジダンの生涯最後のプレーは、
ヘディングってことでいいのか?
本当にこれでお別れでいいのか?

「何て言ったんだ・・・」

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どうしても許せない、プライドを傷つけることなのか?
年老いたことを皮肉ったのか?
人種差別のことなのか?
移民のことなのか?

答えは、意外にシンプルなのかもしれない・・・

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「ハゲ。」

2006/07/07

『無我夢中人』

中田英寿。
やっぱ触れなきゃならないですよね・・・。
彼らしいと言えば彼らしいですが、
議題が重いので、もう少し整理してから・・。


セミファイナル、内容の濃い2試合でした。
な?んか嫌な展開ですが、イタリア良いです。いったいなんなんだこの国は?


この一ヶ月、軽く振り返ってどうなんでしょ?
4年に一度のワールドカップ!面白かったですか?
夜中や、明け方に「オイッ!」とか、「ウギャー!!」とか雄叫びあげたり、
TVの前で反射的に立ち上がったりしました?

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個人的には、ほとんどなかったかな・・・。
ファンタジーがないというか、エキサイティングなシーンが
あまりなかった・・・
現実的というか、自分の国のスタイルを貫くというより、
相手のいい所を消す、潰し合いのサッカーが多かった。
例えば、自国の右サイドのスペースを利用するより、利用されないようにとか、
ボールの出所の段階で、必死に潰しにいくような・・・
それによって、ノーガードの打ち合い、劇的なドラマが生まれないんだと・・・

やっぱり、ガチンコ勝負では止むを得ないんでしょうかね?


今大会・・・
随分ミドルシュート入ってると思いません?
ペナルティーエリアに入って、プレーさせてもらえないからなんです。

個人技でゴリゴリ行って、試合決めちゃったような奴いないでしょ?
よってたかって、潰しにいくんです。

アホみたいにドリブルしまくってる奴いないよね?
監督に使われなくなるんですよ・・・。

さて、FINAL
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現代サッカー最後の司令塔にとって、これが本当のFINAL
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得てして決勝戦は、0?0(ましてイタリアだし)か、どちらかが圧勝する展開になりがちですが、
華やかに舞って欲しい。
もう一度、最高の舞台で、最後の最後に、手の付けられないジズーのラストダンスを・・・
邪魔すんなよっ、ガットゥーゾ!

『ジダンのココを観ろっ!のコーナー』
キープ力はもちろんですが、次のプレーに最適な場所にボールを収めるトラップ。絶品です。
そして、パスを出すタイミング!!
すべて受け手のタイミングで出すんです。
よ?く観てください。不恰好な体勢でパスを出したり、
時折り、パスを出した直後にバランスを崩したりしてるから・・・。
それもすべて、受け手にタイミングを合わせてるため・・・尽くすタイプなんですね(照)




もうひとつ、ブレイクの予感・・・フランク・リベリー(マルセイユ)22歳
                  この運動量、スピードは魅力的で可能性を感じます。
                  走り回ってることで、常に画面に映ってるから(笑)
                  もし、カテナチオ相手に通用すれば、ビッククラブが黙ってないでしょう。
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PROFILE




TDC

Stillyフットサルチーム・キャプテン。スポーツ全般に精通しているが、特にサッカーは海外の各リーグはもちろん、J2までチェックするフリークぶり。W杯最終予選までのはずが、意外な??御好評の声にお応えして、連載継続決定!!

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